どうも、ぶぅとんです。
突然ですが、私、長年腹痛もちなんですよ。
のたうち回るほどの腹痛に見舞われるも、原因不明で治療もできず。
医者さんが当てにならんので、自分でも色々調べてたら、SIBOとかいうのがあるらしい。
あ、脂肪じゃないですよ。失礼な。
SIBO(シーボ)と読むそうです。
元来腸に良いとされてた食物が、SIBOの人には良くないんだって。
発酵食品とか、繊維とか。
で、なんで私がこの病気が気になったかって言うと、繊維。
よくよく思い返してみたら、繊維物食べると腹痛が起きてる気がするんですよ。
記録付けてないから、気がするって段階ですが。
今回は、おからの炊いたの食べて激痛。
あー、やっぱりそうなのかも?
ということで、SIBOの禁忌食品調べたら、好物ばっかり。
なんとなんと、小麦粉もだめなんだって(ノД`)・゜・。
えーーー!
じゃあ、今後もしかしてパンなんか食べられなくなるんか?
いやいや、心配することなかれ。
日本ですよ、ここは。
素晴らしい技術で作った「米粉」があるじゃない!
というわけで、購入してすっかり忘れていた米粉を引っ張り出してきました。
小城製粉の米粉です。
なんでも、かつてはどろどろで成形できなかった米粉パン。
それを、技術でもって成形できるようにしたという素晴らしい製品。
さあ、これを使って、小麦に負けないパンを作ろうじゃないの!!!
シンプルな米粉パンを作ってみる
しょっぱなですから、シンプルなものを作ってみましょう。
米粉を100g使った丸パンです。
ちゃんと焼けるかな?
米粉の丸パン材料
- 米粉 100g
- 塩 2g
- 砂糖 5g
- とかち野酵母 1g
- とろみエール 5g
- 水 75g
- オリーブオイル 5g
- 米粉 20g(後入れ)
とろみエールってのは、介護用品売り場にあるとろみ剤です。
なんでこれを使ったかというと、余ってたから(;^_^A
米粉のパンは膨らみが悪いから、増粘剤のようなものを入れると良いとのことだったので。
試しに使ってみました。
作り方
米粉パンは手ごねでやるよー。
1.ボウルに後入れ用の米粉以外の粉類を入れる
2.水を入れてよく混ぜる
3.オリーブオイルを入れて混ぜる
写真を見ていただくとわかりますが、この段階でかなりべたべた。
そのため、追加で米粉を投入します。
4.後入れ用の米粉を入れてまとめる
さっとこねたら、こんな風にまとまりました。
5.室温で発酵させる。まずは30分。
・・・膨らんでませんね。
6.さらに室温で30分発酵。※室温は25度前後でした
少しばかり膨らんだような?
7.パンチして丸めなおします
8.30度で30分発酵させる
ちなみに、発酵器は日本ニーダーの「たためる発酵器」を使ってます。
9.発酵終了
30分経ったので、発酵器から出しました。
すごい!
膨らんで・・・・ない_(┐「ε:)_
いや、若干、ごくわずかに膨れてるようにも見える。
どうしようか迷ったけど、お腹減ったからもう焼いてみる。
ハハハ、なんとかなるさ。
10.焼く
200度で余熱下オーブンに入れます。
と、その前に。
格好つけてクープを入れてみました( *´艸`)
ちゃんと開くかな~?
焼き時間は、15分くらいで様子を見ることにしたよ。
11.焼き上がり
あれ?
白い・・・(-_-;)
焼き色付いてないね。
でもでも、クープはぱっくりと開いてくれてる\(^o^)/
これって成功じゃん!?
焼きあがった米粉パンを実食
それでは早速いただきまーす!
よーく見たら、クープの角っこにわずかに焼き色が付いてました。
なんつーか、パンっていうより饅頭な見た目・・・( ;´Д`)
ひとくち食べてみたら、なんとまあ!!
これ、もしかして生焼け?
ねっちりするのよ。
ふっくらでもふわふわでも、もちもちでもない。
ねっちり。
なので、この後さらに5分焼いてみたのよ。
再度食べる。
やっぱりねっちり。
でも、皮の部分はカリカリして美味しい!
なので、最終的には薄くスライスしてトースト。
そうすることで何とか食べきったのでした。
有塩バターを塗ったら、美味しくなったよ(*^^)v
失敗の原因は?
ええ、正直に言います。
実験失敗です。
私にとって、米粉100%の成形パンは初挑戦ですから。
最初っからうまくいくわけないよ(´ー`)
と、自分を慰めてみます。
さてさて、今回の失敗の原因は何でしょうか?
とかち野酵母を使った
一般的に、米粉はグルテンを含まないため、長時間発酵より短時間発酵をさせるようです。
そのため、普通のイーストを使用することが多いんだって。
・・・とかち野酵母で作ったら美味しそうだと思ったんだもん。
イーストほど発酵力が強くないのかなー?
倍量入れれば良かったのかも。
発酵温度が低かった
米粉パンは短時間で発酵が基本。
なのに、25度前後の室温で発酵させちゃった。
40度程度で発酵させるのが普通らしい( ..)φメモメモ
とろみ剤がいけなかった?
良かれと思って加えたとろみ剤。
でも、焼き上がりのねっちりとした食感は、このとろみ剤の影響かも。
というのも、このとろみ剤、水溶き片栗粉代わりに使ったら独特の食感。
その食感が苦手なので、料理ではなく焼き菓子やパンに使えないかと思った次第。
断定はできないけど、原因の一つになったかもしれない。
というわけで、初めての小城製粉の米粉を使っての米粉100%パンは失敗に終わりました。
今回の反省点を踏まえて、再度チャレンジしてみます。
今回使った材料と道具
使用した材料と道具の中から、お勧めのものをご紹介。
小城製粉 ケーキパン用米の粉 1kg
パン用の米粉は数多くあれど、手成形ができるのは小城製粉の米粉だけ(らしい)。
賢い皆さんはお気づきでしょう。
なんでパン用じゃなくてケーキ・パン用なの?と。
答えは単純。
ケーキもパンも作ってみたかったから(^▽^;)
もしかして、米粉パン専用粉じゃないとだめなんかな?
でも、ケーキ・パン用だから、いけるはずだよねぇ???
日本ニーダー 洗えてたためる発酵器
これ、初めて目にした時は衝撃だった。
だって、たためるんですよ?
洗えるんですよ?
発酵器を持ってない頃は、発酵させる場所に困ってた。
この商品のお陰で、その悩みが解消されましたよ!
使わない時はたためばいいやと、購入したけど・・・。
結局たたむこともなく、洗うこともなく、普段は物置と化しております。
でも、本当に良い商品です。
マトファー クープナイフ
もう15年くらい使ってるクープナイフ。
滅多に使わないから、まだ切れる(;´∀`)
私は使いやすいと思います。
とかち野酵母
失敗の原因かもしれないけど、一応紹介。
上手に使えば、もっちりとした日本人好みのパンが焼けます。
イースト臭が苦手な人でも大丈夫。
現場からは以上です。
製菓・製パンの材料は、以下のお店が豊富にそろってます(^-^)
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